朝鮮語由来の地名
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001 2014/10/13(月) 08:41:46 ID:4NIgbVjOxs
005 2014/10/14(火) 10:14:40 ID:CA8XQ41hOY
006 2014/10/14(火) 18:38:30 ID:elGKs/YAjw
007 2014/10/24(金) 18:29:30 ID:AwFfVAPZec
高麗川(こまがわだっけかな?)とかも難民受け入れした当時
弥生系の人があまりいなかった地域だったとかで元の地名なかったのかな
ちょっと関係なさそうだけど
山口県とか中国地方に「あぶ」「すさ」とか外国由来のような、
単純に日本の地形や事情からつけたんじゃないような地名が目立つんだよな。
メソポタミアの古代都市「スーサ」からです、とか飛んでる説も出てるけどw
なんかあて字っぽい、まぁそれこそあそこらへんは初期日本では外国人いっぱい
なんで当たり前なのかもしれない
全く関係ないけど富士山の「ふじ」は不死とかこじつけされる事もあるけど
実際は古代縄文≒?アイヌ語で「噴出する所」そのまんまのようだ
縄文時代に噴火してるしね
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008 2014/10/24(金) 20:26:06 ID:Fj.9k0Ja92
弥生時代〜飛鳥の時代に日本に入って来た言葉はいまだに多くが残ってる
ラのつく2〜3文字の言葉は大半が半島から渡ってきたものという
ソラ(空)、ムラ(村)、ハラ(原)、ノラ(野良)
いずれも国家や豪族単位以前に集落・村落という小規模組織を成して活動していた集団下で
流通していた原書的な文化の根底的な言葉と思われるが
これら言葉はいまだ朝鮮半島にもそのままの意味として残ってる
日本と半島は古代にはつながっていたことの根拠とも言える
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009 2014/10/25(土) 17:09:59 ID:2dUbjueBMo
010 2014/10/25(土) 19:14:55 ID:6Pm32Fgahc
>>8 群る(muru)→村(mura)、平る(naru)→平城(=奈良,nara)、潜る(moguru)→土竜(mogura)、
咲くる(sakuru※本来はこういう形は無いが)→桜(sakura)等々、
語幹r+aで名詞形ってのはどう見ても日本語なんだが。
あと、今の朝鮮半島(スサノヲ伝説にもあるように当時から半島は枯れ山だらけだった)を
当時の日本人が大雑把に"カラ"と呼んだのは、枯る(karu)→韓(kara)という流れだと思う。
あと、琉球方言で太陽を「ティダ」と呼ぶのは、照る(teru)→テラ(tera)で
r音がd音になる訛化した可能性が高いと思う。
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011 2014/10/25(土) 20:24:22 ID:6Pm32Fgahc
あと、掘る(horu)→洞(hora)とか。それから、原(hara)は張る(haru)で平面的な広がりを
意味する動詞の名詞化だと思う。
"たかる(集る)"と"たから(宝)"も関係がありそう。あと"ふくる(膨る)"と"ふくろ(袋)"
も関係あるだろう、aで終わってないけど。探したらもっとありそう。
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012 2014/10/25(土) 20:39:16 ID:vVz91kuLF6
014 2014/10/25(土) 23:19:04 ID:6Pm32Fgahc
最も判り易いので忘れてたけど、"おなら"は言うまでもなく、
鳴る(naru)→なら(nara)に"御"が付いたモノ。
あと、肉を"炙る(aburu)"としたたり落ちるのが"脂(abura)"
あと、欠ける(kakeru)→欠片(kakera)、
あと、柱(hashira)は走る(hashiru)と関係があるだろう。
あと、日本独自の"たたら製鉄"の鑪(たたら)もそれっぽいが、
これは"タラタラ"というオノマトペが短縮したものだろう
("心〈ココロ、古くは"心臓"を指した〉"が"コロコロ"という
心臓の鼓動音が短縮したのと似ている)。
日本語には腐るほどこういうのがある。
>>8 >弥生時代〜飛鳥の時代に日本に入って来た言葉はいまだに多くが残ってる
>ラのつく2〜3文字の言葉は大半が半島から渡ってきたものという
「渡ってきたものという」っていったい誰が言ったんだろうね?
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015 2014/10/26(日) 10:35:59 ID:kJkmiHfcKY
「百済」を日本では「クダラ」と読んでたが、後世の"下らない"ではないけど、
ヤマトから下った土地(下る(kudaru)→クダラ(kudara)って意味だったかのかも知れない
(倭国が百済を属国としていたのは確実だし。ただし「クタラ」と清音だった説もアリ)。
今の朝鮮半島だけでなく、日本国内にも吐噶喇(トカラ)等、"ラ"で終わる地名・地域が
多くあるけど、動詞から"ラ"終わりの名詞を作ることが日本語で盛んに行われた時期と、
日本が半島南部に進出した時期とが重なっていたせいでそういう地名が多いのかも知れない。
何にせよ、日本語は万葉仮名で奈良時代までどういう音だったかほぼ判明しているけど、
朝鮮語は15世紀半ばのハングル以前にはどういう音だったのか全くと言っていい程判明
していないのが難点。
それに日本と違って半島は諸民族に絶えず蹂躙され、特にモンゴル(元朝)には完全に
支配された時期もあって、夥しい数のモンゴル語の語彙が流入しただろうから、
今の朝鮮語から上古の時代を推測するのは無謀すぎるにも程があるし不可能だろう。
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016 2014/10/26(日) 11:36:50 ID:STBm2fMMfg
「日本語はどこからきたのか」
けっこう面白い本だったが
在日の人には悪いけど日本語と朝鮮語は近くないらしいよ
インド南端のタミル語がもっとも近いということらしい
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017 2014/10/26(日) 15:36:36 ID:kJkmiHfcKY
方言周圏論と同じで、太古に東アジアで話されていた言語の共通する痕跡が
日本とインド南端で発見されるって感じらしいね。
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018 2014/10/26(日) 16:32:52 ID:q1zzxd7ioE
だから日本語(和語)の基盤は明らかに海洋系なんだよね
朝鮮はその海洋系民族である日本人が占めていた時代(〜古代、併合時)以外は
西はトルコから東は太平洋にまで至る、大陸の流動性の高い遊牧民世界の末端なのよ
言い方悪いけど盲腸みたいなもんだよ、あそこは
日本語が大陸と繋がりがあるように見えるのは、文字や思想として漢字を輸入したのが大きい訳で
そういう皮相的部分においてしか半島と繋がりはない
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019 2014/10/27(月) 16:52:56 ID:6t9tHvga4g
021 2014/10/27(月) 17:41:25 ID:aNCWmZxK5s
>>19 普通に「選る(すぐる)」の連用形(名詞形)で「選ばれた人」って意味だと思うが、
何でわざわざ似ても似つかないコトバを持ち出してくるのか謎。つーか古代朝鮮語って何?
「すぐ・る」 【選る】他動詞 ラ行四段活用{ら/り/る/る/れ/れ}
よいものを選び出す。選ぶ。
『学研全訳古語辞典』
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022 2014/10/27(月) 19:04:35 ID:aNCWmZxK5s
しかし、普通に"古代朝鮮語"って各所に出て来るな。どうなってんだろ?
"古代朝鮮語の郷,村を意味するsu‐kur(足流)という語に由来する"って断定して
書いてるとこもあるし。
説がまちまちってことは、いかにいい加減かってことの証左でもあるけど。
世界大百科事典 第2版の解説
すくり【村主】
日本古代の渡来系氏族の姓の一つ。〈すぐり〉ともいう。村主を〈すくり〉と
読むのは,古代朝鮮語の郷,村を意味するsu‐kur(足流)という語に由来する。
デジタル大辞泉の解説
すくり 【村=主】
《「すぐり」とも。古代朝鮮語で村長の意という》古代の姓(かばね)の一。多く
渡来人系の氏族に与えられた。
大辞林 第三版の解説
すぐり【村主】
〔「すくり」とも。古代朝鮮語「スキ(=村)」「ニリム(=主)」に関係があるか〕
古代の姓(かばね)の一。韓・漢からの渡来人の統率者に与えられた。
出典不明
(語源)
①村の意の百済語スキに、主の意のニリムのついたスキニリムの略か。
②村主の意の朝鮮語スキカヌの約転か。
③スキ(村)アリ(敬称)の約。
④スクリ(総領)の義で、スフルの転。スクは村落の意でスダクの中略か。
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023 2014/10/28(火) 07:14:30 ID:vTzOj3C88o
>>7 語源が不明なものを朝鮮語やアイヌ語に由来を求める傾向があるようだ。
富士山アイヌ語説なんかもそうなんだと思っていたがどうも妖しいらしい。
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024 2014/10/28(火) 07:40:07 ID:PAXSKt79Vg
>>22 >しかし、普通に"古代朝鮮語"って各所に出て来るな。どうなってんだろ?
古代日本で最も栄えた北部九州は、文化圏的に関東よりも朝鮮半島に近い。
海洋民族でもあったため、対馬・壱岐島を中継地点にして、
現在素人が想像するよりも活発に行き来していたと考えられている。
(これは沖ノ島や対馬の遺跡・遺物などからほぼ証明されている)
これにより、「ある程度共通の言語体系であった」と考えるのはまったく不自然ではない。むしろ自然。
もちろん指摘のように、「古代朝鮮語」たる明確な物証が残っていない為、
想像でしかない上に、逆に「日本の古語が古代朝鮮にわたって共通の音が残った」と考える事も可能。
いずれにしても、古代にいちいち通訳と言う職業があって交渉していたというよりも、
基本的な部分は共通していたと考えるのは(交流の事実があるのだから)蓋然性が高い。
と、こうなっている。
想定自体は不自然ではないよ。
今の朝鮮半島事情を考えると不快になる人がいるかもしれないが、考古学的には否定しえない。
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025 2014/10/28(火) 09:18:37 ID:R1fHsAPKmM
>>23 島根県出雲市の十六島 (ウップルイ)とかね。珍しい読み方だと
端からアイヌ語か朝鮮語が由来と決めてかかってしまう。
新堀(にひほり※ハ行音は古くはP音)から転訛した日暮里(ニッポリ)でさえ
アイヌ語起源とか言ってる連中もいるしね。
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026 2014/10/29(水) 06:55:46 ID:Xg9GIZd6bw
違う国だが確か南太平洋にある山
シャリシャリと人間を食べてしまう鬼が住むと恐れられてるサリサリニャーマ
本当に山とか基本名詞みたいのは古代から共通性高いんだなとは感じる
タミル語の話もそうだけど地域的に分断されたり北方アジア人が勢力拡大した影響かな
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027 2014/10/29(水) 08:09:21 ID:aDDrHxPJ0Y
古代においては「言葉」は「道具」であっただろうから、より便利な道具が手に入れば容易に取り入れたり変質したりしただろうね。
現在ぐらい言語が複雑になってしまえばそれは無理だろうけど、古代ならありうると感じる。
じゃあ、古代朝鮮語とやらは、どこ由来の言葉なの?と問えば、やはりインドとかそこらへんになるのだろうか。
まったく別の地域で同じ現象に似た様な言葉を当て、文化が接触してより強固になるという事もあり得るかも。
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028 2014/10/29(水) 10:02:07 ID:2haG1mrBWI
言語文化をつきつめていくと
昨今の学説ではミーム仮説が主流になりつつあって面白い
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029 2014/10/29(水) 21:00:38 ID:KgCzv2TqAg
030 2014/10/29(水) 21:55:28 ID:firMH4UyVY
何をもって栄えたかとするかだけど、人口分布で見るとこんな感じだね。
九州北部は「魏志倭人伝」にも出て来る「一大率」(おそらく大宰府の前身)も置かれ、
対外拠点だったから重要な地であることは確かだけど。
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031 2014/10/30(木) 08:08:57 ID:ruASeAgUT2
032 2014/10/30(木) 23:52:28 ID:556tUlaJk2
もともと日本列島に居住していた縄文人は南北から別々に流入した人々。
温暖な列島全域に分布していたが、稲作が伝わる事で北九州→近畿と定住型が増え、人口が多くなる。
稲作が伝わる過程で弥生人とその言語が定着する。
縄文人の文化・文明と弥生人の文化・文明が交流を持つ事で日本独自の文明として熟成された、というのが大まかな流れ。
当然ながら異説もあるし、縄文人も定住して大集落を築いていた痕跡もあるので、一概には言えないが、
基本的な認識はこれで間違っていないはず。
生物学的(DNA解析)、考古学的にもかなり立証されている。
一時言われていたような、騎馬民族が征服したとか、一大勢力の弥生人が移住してきて席巻したとか、そういうのは寧ろ否定されている。
言語を含めた道具類も、きちんと取捨選択され、工夫され、独自に進化している。
また、思想的にも制圧された痕跡は無く、むしろ緩やかに習合・進化している。
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033 2014/11/01(土) 08:28:39 ID:kfkMibpyVs
>>19 >古代朝鮮語「スキ(=村)」「ニリム(=主)」に関係があるか〕
これ、おそらく「白村江の戦い」の「白村江」を「ハクスキノエ」と読むから
「村=スキ」ってことなんだろうけど、「白(ハク)」は明らかに漢音だし、
「江(この字はヤ行のエで当時はye)」は日本語だし、
「ハク(漢語)+スキ(半島語)+ノ(日本語の接続詞)+エ(日本語)」で
「村」の部分だけが半島語ってのは不自然過ぎる。
何の根拠もないが、白村(ハクソン)って漢音の地名を、日本では「白村の城」って
感じで「ハクソン・キ」とでも読んでたのかも知れない。
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034 2014/11/01(土) 14:31:45 ID:vgMsPZZR6I
>>33 ウィキペディアの「白村江の戦い」の項目に同様の記述があるね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E6%9D%91%E6%B1%... 日本では白村江(はくそんこう)は、慣行的に「はくすきのえ」と訓読みされることが多い。「白村江」という川があったわけではなく、白江(現錦江)が黄海に流れ込む海辺を白村江と呼んだ[2]。「江(え)」は「入り江」の「え」と同じ倭語で海辺のこと、また「はくすき」の「き」は倭語「城(き)」で城や柵を指す[2]。白江の河口には白村という名の「城・柵(き)」があった[2]。ただし、大槻文彦の『大言海』では「村主:スクリ(帰化人の郷長)」の「村」を百済語として「スキ」としている。
===
大槻文彦が主張してたんだな。
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