「百済」を日本では「クダラ」と読んでたが、後世の"下らない"ではないけど、
ヤマトから下った土地(下る(kudaru)→クダラ(kudara)って意味だったかのかも知れない
(倭国が百済を属国としていたのは確実だし。ただし「クタラ」と清音だった説もアリ)。
今の朝鮮半島だけでなく、日本国内にも吐噶喇(トカラ)等、"ラ"で終わる地名・地域が
多くあるけど、動詞から"ラ"終わりの名詞を作ることが日本語で盛んに行われた時期と、
日本が半島南部に進出した時期とが重なっていたせいでそういう地名が多いのかも知れない。
何にせよ、日本語は万葉仮名で奈良時代までどういう音だったかほぼ判明しているけど、
朝鮮語は15世紀半ばのハングル以前にはどういう音だったのか全くと言っていい程判明
していないのが難点。
それに日本と違って半島は諸民族に絶えず蹂躙され、特にモンゴル(元朝)には完全に
支配された時期もあって、夥しい数のモンゴル語の語彙が流入しただろうから、
今の朝鮮語から上古の時代を推測するのは無謀すぎるにも程があるし不可能だろう。
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