>>48 会社の数字を赤字にするってことは、法人税等の納税を回避したいってこと。
結果的に役員報酬で調整することになるんだけど、不足分は役員が所得税を払った後の
報酬から会社に貸し付けている形にしている事が多い。
つまり、役員は年間1000万円の報酬をもらって所得税、市県民税等の諸経費を払った後に
会社に金を貸し付ける形にする。つまり、自分のところには給与としては実質200万円ぐらいしか金が振り込まれないって形。
会社の法人税も個人の所得税も一緒の財布から出ているって考える人間が多いから、
お上に納税する金額が少ないほうが手元に残るって考えるのが中小の経営者でしょ。
そうすると、合法的に納税を回避するためには赤字決算にして均等割の7万円を納付するだけに
したいんだろ。
役員はいろいろな恩恵が税法上認められているから、いい車に乗ったり飲み屋さんに行ったりすることができるようにみえるけど、それも経費。で、その経費を仕事目的に使わないとあたりまえだけど
売上につながらないから一般的に倒産の方向に向かうってことだよ。
銀行は決算書を見て融資を決定するから繰越欠損を含めてある程度の納税をしてないと
融資が難しくなるし、返済遅延が起こることが容易に想定されるからストップがかかる。
このあたりの赤黒のバランスを上手に取れるのが良い経営者ってことになるでしょ。
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