>>55 なるほど。
夢を見なくなったきっかけとしては、
若者が努力せずとも何とか生活できてしまう今の豊かな日本社会や、
自分と似たような同年代が沢山いる安心感が挙げられるのではなかろうか。
変化を求めず周囲と同じ動きをする生徒を褒める、親や教師たちの存在もまずい。
フリーターやニートの行く末の悲惨さは以前から大人の間では語られてるが、
若者にとってはまだその実感はなく、今の生き方で生活できてるという、
そんなジャストナウの心地よさが優先してしまうのだろうと思う。
自分にとって快くない結論は今下さずに先送り。考えるのさえ拒否する。
現状改善の必要を感じず、むしろ温和な現状を変えたくない気持ち、
それがいわゆるリスク回避志向として若者の間に浸透しているんじゃないかな。
免許を取らない=事故を起こしたくない
海外に行かない=外国語がわからない、危険かもしれない場所はヤダ
ブランド品=カネの無駄ジャン
東大=無理して入っても、ついてけないだろ、嫌だ嫌だ
といった、そんな思考が多くの若者に根付いている。
実際に年齢を重ねた後で、いろいろ後悔し始めるが、時はすでに遅し。
努力しない若者が、(今更)努力する機会を失くした中年、となってしまう。
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