そもそも、近頃「夢を見なくなった若者たち」が増えているんですかね?
「ゆとり世代」ならぬ「さとり世代」という言葉が巷を賑わせてます。
「若者の○○離れ」という言葉は、けっこう前から言われていましたが、
車や海外旅行、ブランド品など、そういったモノに魅力を感じてない若者たち。
いわゆる社会的成功(という夢)を実現するために必要なコストやリスクを考え、
そんなに無理をしなくなった若者たち。
これは、良く言えば「バブル世代」のように見栄を張ることもなく、
「経済成長=豊かさ=幸せ」という呪縛から解放されたエコな生き方、
途方もない夢を見て挫折して破滅するリスクがない、
自分の「足るを知る」悟った賢い生き方かもしれません。
でも、悪く言ってしまえば、格差社会の中で底辺に位置している若者たちに、
「俺の人生、せいぜいこの程度だろうな」と諦めさせ、
「底辺でも、それなりに幸せだよね」みたいに自己肯定させ、
結果として格差を拡大再生産させてしまう危険もありますね。
みなさんは、どうお考えでしょう?
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