子や孫たちが脂汗を垂らし、血反吐を吐いても尚、
その背に圧し掛からんとする老人の欲の方が余程邪悪だと思うけどね。
公益に資する良心なんてものがあるなら、ここが痛いのあすこが痛いのと言って
毎日大勢で病院の待合室へ押し寄せて交友の場にしないだろうて。
自分のことしか考えてないのはお互い様。
社会の枠組みの中に生きて、社会の恩恵を享受してる以上、
社会の要請には最大限応えるのがスジってもんだ。
現に社会は、表立って殺せとはいわないものの、無駄な延命を排除する方向へ模索を始めてる。
お櫃は大きさも中身も限りがあるんだから、
生産性を失った時点で、貢献度からいっても相対的に扱いが軽くなって然るべきだよ。
寝たきり老人はその最たるものだ。
人命を絶対視して、微に入り細をうがって、
すべての命を等しく救済したって全体的に疲弊するだけさ
資源には限りがあるんだからね。
もしそうすることで現実に即したメリットがあるんなら聞いてみたいくらいだ。
それと誤解の無いよう繰り返すが、今の高齢者だけがそういう目に遭うのではなく、
すべての世代が同じ待遇なら文句はないだろう。
がんや心筋梗塞、脳卒中等々。
医療技術の発達で本来、人生を摘み取るはずだった決定打が、
今は死の遠因といった程度まで成り下がってる。
「いつ死ぬのか」という焦りと「いつまで生きるのか」という倦みとでは命の尊さにも差が出よう。
70乃至75を越えて発症した重病は、自然死として受け入れよう。
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