>>169 >企業が学歴を求めるのは採用の効率化と単純なリスク回避。
>でもって、採用にはいわゆる幹部候補とそれ以外のソルジャー採用が
>往々にしてあるわけだから、「入社後の評価は皆同じ」という前提が間違ってる。
いや、そういう現実がどうなっているかという議論じゃなくて、
学歴を昇進を判断する際の指標として用いる合理性についての議論なんだ。
別の言い方をすると、仕事でのパフォーマンス以外のものによって
昇進を判断する合理性は何があるのか?という議論なんだ。
例えば幹部候補採用とソルジャー採用の人間がいたとして
ソルジャー採用の人間が幹部候補採用の人間よりも高いパフォーマンスを示したときに、
それでも幹部候補採用だから、ソルジャー採用だからという理由で、
つまりは仕事のパフォーマンス以外の理由で昇進を判断する合理性はどこにあるのか?
ということなんだ。
>戦前生まれならともかく、いま財閥系商社の役員になろうと思ったら
>幾ら仕事ができても現実的に高卒や三流大学では無理でしょ。
>世間体と言う問題もある。
確かに指摘の通り現実には無理かもしれない。
ただ繰り返すが、現実がどうなっているかという議論じゃないんだ。
ここで問おうとしていることは、つまりこの場合で言うと、
「高卒とか三流大卒とかではどれだけ仕事が出来ても
役員になれないという制度の合理性はどこにあるのか?」
ということになるかと思う。
返信する