今では坊主も普通に(というか、むしろ我々庶民より多く?)肉を食べていると思うが、
昔の坊主なんかも、真面目に戒律を守って精進料理しか食べなかったやつは栄養不足で若死にして、
隠れてこっそり肉食ってたやつが長生きして高僧となり名を残した…という説があるね。
あと、現代の人間は雑食で、植物性の食物も多く摂取しているけど、科学的には(消化管の構造を見ると)
その本性は肉食動物らしい(東大の教授が言っていた)。
加えて、他の肉食動物と同様に、摂取したたんぱく質(アミノ酸)から酵素のはたらきでアミノ基を外して
炭水化物に変えてエネルギー源としても使えるようになっており、これは草食動物には不可能なことらしい。
つまり、人間は、たんぱく質を摂れば、それを「身体を作る材料」と「エネルギー源」の両方に使える。
しかし、逆に、炭水化物を摂って、それをエネルギー源としてだけでなく、草食動物のように身体を作る
材料としても使う…ということは出来ない。(特殊な腸内細菌を持つパプアニューギニア人を除く)
よって、たんぱく質、殊にアミノ酸スコアが高くて吸収率の良い動物性たんぱく質をしっかり摂取しないと、
新陳代謝で日々生まれ変わる筋肉・内臓・血管・血液・肌・爪・髪の毛などの材料が不足して、身体が
どんどん劣化して老化が促進されるようになっている。
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