スポーツ選手はケガや病気で引退するし
サラリーマンだって仕事内容と症状によっては退職することもある。
>>13では「何%含まれるただのサボリ」のために、鬱病患者を十把一絡げに
「減給もしくは年度超の有給消化。もしくは降格。」として「処罰」しようとしている。
これは方法としても道徳としても間違っている。
頭の悪い体育会系や共産主義者じゃあるまいし、
「一部のために全部を処罰」するような連帯責任による処罰など、現代の倫理には受け入れられないだろう。
逆に「偽うつ」がほとんどで、真正の患者が少数であっても、やはり連帯責任は不条理だ。
罪は個々に裁かれるというのが現代のコモンセンスだ。
さらに「病気になったから処罰する」と言う発想も突飛すぎて不条理。
21世紀は、江戸時代の遊郭や、野麦峠の時代ではないのだ。
会社に代わりがいくらでもいるという理由で解雇や減俸が許されるなら
無能だというレッテル貼りだけで解雇も減俸もやり放題と言うことになる。
これはあまりにも無秩序だ。
現に最近では、「患者」側が何でもかんでも「うつ病」だと主張してきた反動で
大人しい人、物静かな人、社交的でない人、自己表現の苦手な人を
外部が勝手に「うつ病だ」と決めつけて、仕事から疎外してしまうケースも出てきている。
「鬱病の奴は悪者だ」とだけ言っていられたような単純な状況ではなくなっているのだ。
「魔女は悪者だ」と言いていた時代から「奴は魔女だ」と告発しあった
「魔女狩りの時代」への転換と同じ状況が現代の「鬱病」周辺にも起こりつつある。
現行の制度でも休職期間は無制限に延長できるわけではない。
半年から1年半で休職期間が終わる会社がほとんどだろうし
その後に復職できなければ退職になるのが通例だ。
仮病は仮病として裁き、「鬱病」と「仮病」をきちんと判断する公正さを失えば
もはや、誰にも正義は無い。
貴方の場合は「鬱病患者を疎外してやりたい」という個人的で差別的な判断と
社会的な道徳とを混同してしまっている節があるように思える。
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