まあ1はもう少し資本主義について勉強した方が良さそうだが、
日々進行していくデフレスパイラルによって庶民の危機感が募っていることは確かだ。
極端に偏向している国内のメディアは報じていないが、
世界各地で頻発している暴動も、構造的には政府・資本家・銀行の癒着による富の独占、という
同一の経済状況が原因のようである。
我国で未だ大規模な暴動が起きていないのは、理性的な民族性と、
実はまだ、暴動が起きている国よりも、庶民の生活が追いつめられていないためであろう。
しかし資本主義の自由競争体制が見直されるのは時間の問題と思われる。
世界銀行とアメリカが掲げた「グローバル化」という安っぽいキャッチコピーも、ジャマイカの農業が壊滅に瀕した時点で
底が割れているはずだ。
そもそも経済活動というのは利潤を求める限り、その究極として戦争状態(いわゆる戦争だけではなく、例えば原発利権のように
人間の生命を可能な限り大量に危険に晒すことにより利益をあげる状態一般を指す)を目指すものである。
こういった状況下、すでに洗脳は解け始めているはずなのだが、
このスレの流れも結局のところ個々人の「勝ち負け」などという幼稚で限定的な価値観が支配しているようだ。
経済的に余裕のある者にはある者なりの恐怖や不安、切迫感が存在することは
ここまでのレスを一読すればわかるであろう。問題はそこではない。
我々が本当に欲しいものは、いったい何か。
単純な交換媒体・交換可能性である「金そのもの」を欲するという、
単純な倒錯から、まず脱するべきであろう。
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