欧米では、キリスト教で奴隷根性が道徳的なものだと教え込まれて来たから、
男が女に奉仕するのが当たり前なこととされた上での歴史が紡がれてきた。
信仰によってまでレディファーストが根付いている欧米文化を好み、
白人の男と結婚までしようとするような日本の女も多いが。
養ってやっている相手に家内で尻に敷かれるストレスが半端なものではないから、
白人男の他人に対する残虐性もまた突出したものとなった。
古くは十字軍遠征の名を借りた中東侵略から、
大航海時代における苛烈な植民地支配に、異人種への奴隷化やホロコーストと、
まさにこの世に生ける悪魔と呼ぶべき所業を白人の男たちが犯して来たのも、
内地における女たちへの隷従のストレスを大きな原因の一つとしていたからである。
自分たちが女の奴隷なのだから、他人を奴隷化するぐらいわけもない、
そういったワケありの非人道さが、近頃では欧米だけでなく、
封建道徳の損なわれた現代の日本にも蔓延している。
そんな中でもまだ女に取り入れられようなどとする男のほうが、
実は総合的に見れば優しくはない。天下万人への慈悲のあまり、
他人への無慈悲さの元凶となってしまう女づきあいなどは控えて
おこうとしてしまう男のほうが、真の優しさの持ち主であると言える。
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