1度も女に優しくされた経験が無い…
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完全な男尊女卑だった昔の東洋社会でも 男から女にアプローチする文化はあったし、
むしろそれが夜這いなみに急進的なものですらあった。
そのような風習が少なからず残っていた昭和中期ごろまでのほうが、
日本男児の女への求愛意欲も高かった。今では求愛行動なんて
ナンパな男のすることの部類に入るのが、昔は最上級に硬派な男前から
草食系のオタク気質の持ち主まで、誰でも女にアプローチするのが普通だった。
求愛したからといって、自分が女の下僕になるのではない。
太公望を得た文王や、諸葛孔明を得た劉備のように、あたかも名臣を
求めるかのような感覚で善女を求め、得たからには我が後方につき従わせて
いたのだから、単なる遊びでない娶り目的でなら、求愛もまた一つの徳行であった。
今はそんな前提のない時代。
女への求愛は遊びでなければ相手への奉仕のためという、
下衆か奴隷根性の持ち主でもなければ務まらない体裁となっているのだから、
少子化やキラキラネームが蔓延しているのも当然のことであるといえよう。
欧米では、キリスト教で奴隷根性が道徳的なものだと教え込まれて来たから、 男が女に奉仕するのが当たり前なこととされた上での歴史が紡がれてきた。
信仰によってまでレディファーストが根付いている欧米文化を好み、
白人の男と結婚までしようとするような日本の女も多いが。
養ってやっている相手に家内で尻に敷かれるストレスが半端なものではないから、
白人男の他人に対する残虐性もまた突出したものとなった。
古くは十字軍遠征の名を借りた中東侵略から、
大航海時代における苛烈な植民地支配に、異人種への奴隷化やホロコーストと、
まさにこの世に生ける悪魔と呼ぶべき所業を白人の男たちが犯して来たのも、
内地における女たちへの隷従のストレスを大きな原因の一つとしていたからである。
自分たちが女の奴隷なのだから、他人を奴隷化するぐらいわけもない、
そういったワケありの非人道さが、近頃では欧米だけでなく、
封建道徳の損なわれた現代の日本にも蔓延している。
そんな中でもまだ女に取り入れられようなどとする男のほうが、
実は総合的に見れば優しくはない。天下万人への慈悲のあまり、
他人への無慈悲さの元凶となってしまう女づきあいなどは控えて
おこうとしてしまう男のほうが、真の優しさの持ち主であると言える。
社会的な公益性の要求に沿うなら、 女が男に優しくすることこそは義務であるべきである。
家内ではもっぱら妻が夫に優しくする代わりに、
男は天下万人への慈悲を温めて、高度に公益寄与的な業務を果たす。
近頃、世界中で政財界の要職に就いてはろくな結果を残せなかったり、
かえって事態を悪化させたりしてるような女が多いのを見てもわかるように、
世のため人のための仕事を人並み以上にこなせる可能性があるのは男のみである。
女は公共への優しさなどをろくに持てない代わりに、
夫や我が子への優しさを抱けばよい。実際、そういう能力はあるのだし。
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