真の究極の勝ち組とは=『生まれなかった者』
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016 2016/06/05(日) 08:13:21 ID:LkyPqL5fl6
幸福とは、思考の停止であり、視野の切り捨てであり、感受性の麻痺である。
つまり、大いなる錯覚である。
世の中には、この錯覚に陥っている人と、陥りたいと願う人と、
陥ることができなくてもがいている人と、陥ることをあきらめている人がいる。
ただそれだけである。
ひとは自分が紛れもなく不幸であること、しかもそれから永遠に抜け出られないことを、
身をもって自覚するほかないのである。
こうしたことを悟った者は幸福ではない。
しかし、幸福という幻覚に陥っている者より数段マシである。
自己欺瞞にまみれていても幸福なのではなく、自己欺瞞にまみれているからこそ幸福なのだ。
自己欺瞞はわれわれを「幸福」という名の錯覚に陥らせてくれる。
そして、私はその錯覚に陥りたくないのだから、永遠に不幸である。
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