日本人は自分が突出できない限りは横並びが良いと言う感覚があるからかな。
他人は他人、自分は自分とある意味合理的に割り切れればそうでもないのかもしれないし、
自分が突出できる環境・能力にある人は好きな事も言えるけど、わずかな金額の増減で
一喜一憂している時点でそれは根本的に無理だろうしね。
横並び意識が悪いと言うわけではなく、良い悪いは別にして拭いがたく蔓延しているのだから、
やはり一部の好景気感よりは社会全体に実感がなければ、「好景気感」とは言い難いだろうね。
一部の企業や分野が極端に儲けて、数字に表れるGDPなんかが好転したとしても、
国民の大多数を占める層がそれを実感できなければそれはまだ上辺でしかない。
「末端まで実感できるための過程ですよ」という説明が十分であればまだ良いが、
4月からの増税で「生活苦」が顕著に出る中、それを払拭できるほど
説明されているかと言えば、それは疑問符を付けざるを得ない。
結局、儲ける奴だけが儲けて、この景気はまたマイナスに転じるんじゃないかと言う
警戒が最大の敵だとも言える。
これを払拭するのは、そりゃあもう大変であって・・・。
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