【つづき】
ホームレスのオッサンの話はおっしゃる通り。世間的評価も本人的評価も、どんな定義・基準であれ、とても成功しているとは言い難い。
(・・・・・・少なくとも、その時点では。後に『ホームレス小学生』ならぬ『ホームレスオッサン』がベストセラーになれば別だがw)
何にしても「努力さえすれば結果や成功なんか必要ない」(逆に「結果さえ出れば努力は必要ない」)などという極論を展開するつもりはまったくないよ。
>>10の繰り返し。「いったい何が成功で、それをいつ、誰が、どんな基準で判断するのか、という問題」
にしても、いわゆる格差社会のせいなのかな。。。
一般に、「成功」というと極端な大成功、「失敗」というと社会の最底辺に落ちるような極端な失敗を想像しがち。
また「努力」というと、常人には無理めな血の滲むような努力か、それができない人は「なまけもの」と決めつけるか、みたいな二者択一的な想像をしがち。
だけど、ほとんどの人はその中間の世界に生きていて、日常の中で小さな成功(時には失敗)、小さな努力(時にはサボリ)を繰り返しているんじゃないかな?
この長いレスの最後にもう一つ蛇足。
「努力の大切さ」を指摘する人に対して、「現実が見えてない甘ちゃん」扱いしたり、ことさら「ダメな努力」を強調して「現実はこうだ」と批判することがある。
一般にネットの世界では、現実の、厳しい側面や不条理な側面、偽善的な部分を暴露し告発しようとする人が多いが、
そういう人が「リアリスト」であるとは自分は考えない。
現実とは、もっと清濁併せ持っている。ほどほどにいい部分もあり、ほどほどに悪いところもある。
「リアリスト」とは、そのバランス感覚を持つ人のことだと思う。
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