掲示板などでこの話題が出ると、
・私のような不支持派は「だから何をアピールしたいんだよ」「免罪符に使うな」という意見、
・賛成派は「心が狭い」「小さい人間ですね」「子供を持てば安全を守りたい気持ちが分かる」
「気にしなければいいでしょう」という感情論で永遠に平行線のバトル状態になるようだ。
その時、支持派が必ず持ち出すのが
9:万一事故にあったときに、小さくて見えづらい子供を優先的に探して救助してください
である。
「こういう意味であって、通常走行時にほかの運転者にどうこうしてくれというわけではない、
だから気にして目くじらを立てるほうがおかしい!」という意見が必ず出て来る。
その説をまとめるとこんな感じだ。
・以前、海外で親子の乗った車が事故に会い、親と大きな子供はレスキューに救助されたが、
座席の下側に押し込まれてしまった赤ちゃんを見逃してしまった。
・翌日、車を良く調べていると、冷たくなった赤ちゃんが…
・しかも無傷で、親と同時に発見されていれば助けることが出来た。
・この経験から、「子供が乗っています」のステッカーが開発され、レスキューもそれを見て
念頭に置いて探してくれるようになった。
きっとこの文章を読んでいる方の身の回りにも、この話を真に受けてトリビア的に話す人が
いるかもしれない。
しかしあちこちを検索していて気になったのは、この説を扱うテキストのどれを読んでも
「〜だそうです」「こういうことがあったらしいです」と伝聞ばかりで確実なソースがどこにもないし、
何より間尺に合わない(少なくとも現行道交法下の日本では)点が多いからだ。
返信する