中学時代、必修科目だった音楽の授業で定期的にテストがあって
それは一人ずつ教壇に立ちみんなの目の前でアルトリコーダーを吹くというものだった
自分はもともとアガリ症なんだけどこの時だけはそんなレベルのものではなくて
自分の順番がくる二、三人前くらいから緊張感が絶頂に達し心臓は今にも止まりそうな勢いで疾走
目が回り頭の中はまっしろ、筋肉は硬直しピキピキしてつりそうな感じ
こんな状態でまともに演奏なんかできる訳が無い
教壇に立ちリコーダーを落っことさないように必死で握っているのが精一杯
穴を押さえる指先がブルブルと震えて‥
そのうち周りからクスクスと笑い声が起こりはじめる
教師は間違ったところを指摘し何度も繰り返し演奏させる
そしてついには教師もあきらめ、自分は半泣きで教壇を降りるけど自分の席になんてもう戻りたくない
そのまま教室を飛び出し窓から飛び降りてしまいたい気持ち
それがきっかけで不登校が続くようになっていった
なぜ自主制にしてくれなかったのだろう?
あとは音楽の教員室があるから、そこに一人ずつ呼んで1対1でよかったんじゃないか?
本来、楽しいはずの音楽というものが自分の中でそうではなくなっていた
多感な思春期にそんなことが5〜6回はあったせいか、
今でも人前で話したり発表したりすることが上手く出来ない
たかだか10人程度の前でもムリ
朝のミーティングやみんなが頭を突き合わせる場所にいることさえ大の苦手
なんとかこれを克服する方法はないものだろうか?
それとも一生このままなのだろうか?
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