ちょい十数年前まではスーツを買うというのはちょっとした清水の舞台から飛び降りるような
買い物だったそうな。
それこそボーナスの時に思い切ってデパートにいって・・ってパターンか
もしくは買っても支払はボーナス一括払いで・・だったらしいね。
それが今や洋服の青山やAOKI、スーツカンパニーやヨーカ堂やイオン、西友あたりで1万円くらいの
安いスーツが普通に買える。仕事だったらこれでもいい。ま、田舎のほうにいる友人は
「いや!スーツは一流のものじゃなきゃダメだろ。一流のものを着てないと一流の仕事や成果は出ない」
ってやつもいるけど。
で、ところで「フォーマルスーツ」についちゃどうでしょう?
たとえば有名なデパートでフォーマルスーツを仕立ててもらったバブル世代の上司(47歳の課長)
がこの前、後輩の結婚式にその「超有名ブランドのオーダーメイド」で現れたのだが
どう見てもおかしい。
なんか80年代の漫才師がコントの時に着てるようなスーツの上下。
後輩の間では失笑が出てた。なんでも何十年も前に数百万で仕立ててもらってずっと大事に着ているらしい。、
一方同じ年代の役職なしの先輩(47歳)は「金がないから先週イオンで買った」というフォーマルスーツを
着てきたんだけど、細見でその先輩の体系にあっててぜんぜんかっこよかった。
おそらく課長のほうが高価格で「世間的」にはありなのかもしれないけど、でも新郎の同僚や
親族からは「役職なしの先輩」の恰好のほうがかっこいいって声が出ていた。
結局、どっちがありなんだろう?
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