もし子供がいじめにあったら


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054 2013/08/28(水) 21:17:00 ID:PJh3hjokLw
少し違う視点からの話をしますね。
>>32にも書いたように、いじめにもいろいろある。
トラウマになって一生引きずるようないじめから、これいじめか?みたいなただの軽い悪口のようなものまで。

いじめ自殺事件を受けて、世間はもとより文科省も過剰反応をするようになってしまった。
文科省のいじめの定義は何度か変わっているが、今はほとんど「やられた方がいじめだと思ったら何であれいじめである」みたいになっている。
例えば、ある子が自分勝手であまりにも協調性がなかったので友達から煙たがられ距離を置かれた、というようなケースでも、
本人が「無視された。ハブられた。これはいじめだ。」と言えば、いじめになってしまう。
そこに過保護な親も参入し、教師にどうにかしろとクレームを言い始めたりする。

親も教師も過敏になりすぎると、子どもを過保護に甘やかしてしまう。
「子どものケンカに親が出るな」という言葉があるが、
本来、ある程度のいざこざ、トラブルは、子ども同士のやりとりのなかで解決する力を身につけさせるべきだ。
何でも親や教師が顔を出して解決していると、
子どもが大人になったときに、自分で問題を解決する力が育たなくなってしまう。

気にしておくべき数字がある。
まず、よく知られているように、日本人全体では年間に3万人近く自殺している。
それに対して、いじめが原因で自殺したとされる子どもの人数は、毎年だいたい0〜1人しかいない(2012年は大津事件に誘発されて4人)。
二十歳未満の自殺者数が毎年600人前後なので、子どもの自殺のうち、いじめ自殺は1%未満である。
子どもが自殺するのは、家庭の不和や就職の悩みなどが主な理由なのだ。

もちろん数が少なければ問題にしなくてもいいというわけではない。
しかし、いじめに過敏になりすぎて学校現場や親が騒ぎすぎるような事態が起こっていることも事実だ。
少年犯罪も同じだが、一つの事件が繰り返しセンセーショナルにメディアで取り上げられることで、
「今の子どもの世界はひどいことになっている」という誤解を世間に植えつけてしまっている。
教育の議論も、もっとバランスのとれたものであるべきだ。

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