>>29 予防策としては、セロトニンを合成するための材料・トリプトファンを含む肉類をしっかり食べる
(特に牛肉には、「アナンダマイド」という幸福感をもたらす物質まで含まれている)、一方で、
「血糖値の急上昇→インスリン大量分泌→低血糖症→気分の落ち込み」を招く糖質の摂取は控える。
それと、適度な運動に加えて、日中になるべく強い光を浴びることも重要。
欧米でうつ病が多いのは、日本のように南向きの明るい部屋ではなく薄暗い部屋が好まれるせいだとも言われている
(日本は「自殺大国」のイメージがあるが、実はうつ病の人口比率は世界でも最低レベル。にもかかわらず自殺率が
世界第8位と高いのは、自殺によって名誉を守る、責任を取る、といった倫理規範が文化として受け継がれている
ためではないかという説がある)。
また、ハンガリーや北欧のフィンランド、スウェーデン、ノルウェーなど、寒い(日照時間の短い)地域ほど自殺者が多く、
逆にイタリアやブラジルなど赤道に近い温暖な国は少ないし、日照時間の短い冬の間だけうつ病になる「季節性感情障害」
(冬季うつ病)という病気もある。
原発事故後の電力不足時に、節電のためにオフィスの蛍光灯を間引きしたところ、心身の不調を訴える従業員が
続発したという「節電うつ」も一頃話題になった。
特に、午前中に強い光を浴びておくと寝つきや睡眠の質が良くなるそうなので、起床後に朝日を浴びながら軽く散歩するのは
効果が高そうだね。
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