最近は撮影代を出すまでの予算がないからと、
手持ちの素材写真からの使用を求められることが非常に多いが、
こちらでもなんでも揃ってるわけではない。
先日も長い付き合いのクラからある仕事である写真が必要となったが
先方にも該当する写真もないし、当然撮影する気もない。
昨今ネット上で無料で商用OKの素材サイトも増えつつあるが、それでも「ない」場合が多い。
「ない」と言うと「じゃあ、他のデザイナーにやってもらうからいいよ」と言われショックを受けた。
長い付き合いも何もあったもんじゃない。
業者も義理や人情よりも低価格のところに走る傾向がある。
考えてみればこちらだってそうやってカメラマンの仕事を減らしてしまっているジレンマがある。
もうほとほとこの仕事がイヤになるが、
今さらやめてどこかに就職すると言うのも大変な話だし
今程稼げるわけでもなし。
ローンがあり、家族もいて、親の面倒、仕送りもしなければいけない身としては耐えるしかない。
盗んだバイクで走り回るには常識がありすぎるし、盗まれた奴の心の痛みを思うとそれは無理。
15の夜よりもはるかに40の夜の方がヘビーでロックだ。
しかも死ぬまではこの支配からは「卒業」できないわけだしね。
返信する